小惑星探査機はやぶさ帰還記念イベント

「おかえり!小惑星探査機はやぶさ」

このイベントは、2003年に小惑星「イトカワ」の表面の観測および
サンプル採集を目的として打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」が、
7年ぶりに地球に帰還することを皆で祝おうという趣旨の下、
6月11日に開催されました。
会社員の方の個人的な企画なのですが、参加人数は150人を超え、
さらに東北大学大学院工学研究科・工学部 航空宇宙工学専攻 
スペーステクノロジー講座 宇宙探査工学分野のご担当である
吉田和哉教授をゲストとして迎えるなど、大盛況のイベントとなりました。

われわれ天文同好会の部員がこのイベントに関わるきっかけとなったのは、
5月初頭に天文同好会のホームページ宛に届いたメールでした。
主催者の方から
「イベントスタッフとして参加してほしい」
という旨のメールをいただき、
有志を募った結果部員6名が参加する運びとなりました。
しばらくはメールにて打ち合わせを続け、6月5日に主催者の方と参加者8名
(東北大学天文同好会6名+東北大学学友会放送研究部2名)
でミーティングを行いました。

イトカワをねらえ!
イトカワをねらえ!のワンシーン
イベント当日ははじめに有志制作
「イトカワをねらえ!」の上映を行いました。
YouTubeやニコニコ動画には
はやぶさの紹介動画や応援動画が数多く投稿されています。
この作品はcom2007氏によって2009年10月に第1話、
2010年4月に第2話が投稿され、話題となった作品です。
その後、HAYABUSA―BACK TO THE EARTH― の上映を行いました。
これは小惑星探査機はやぶさの打ち上げ以来の旅を
高精彩CGで映像化した作品で、
2009年に製作されて以来各地の科学館などで上映されている作品です。

吉田和哉先生のゲストトーク
吉田和哉先生のゲストトーク
そして最後に吉田和哉先生のゲストトークと質疑応答の時間があり、
約2時間半のイベントが終了しました。
今回のイベントに参加するにあたって、正直最初は不安でした。
個人の企画とはいえこれほど大掛かりな企画ですので、
われわれ素人でどうにかできるものなのかという気持ちが大きかったです。
しかし終わった後で振り返ってみれば本当に短い1ヶ月で、
1つのイベントを自分たちの手で作り上げたという充実感を感じています。
今後もこのようなイベントには積極的に参加していきたいと思います。

イベント中の様子
イベント中の様子
調整室
調整室
イベント会場
イベント会場 150名の参加者を迎え、大盛況でした。
HAYABUSA―BACK TO THE EARTH―のワンシーン
HAYABUSA―BACK TO THE EARTH―のワンシーン
HAYABUSA―BACK TO THE EARTH―のワンシーン
受付
受付
宣伝ポスター
宣伝ポスター
打ち上げ
打ち上げ
written by H.Tachibana(2010)..

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