2013 秋 写真展


今回の写真展は 11/1~11/3 の三日間に行われた東北大学祭の
天文同好会ブース(川内北キャンパスA棟202教室)にて行われ、
当日はたくさんのお客さんでにぎわいました。
ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。
写真をクリックすると大きな写真が見れます。

第1位 月花、夕空に咲く
撮影者:   小林 知広(2008年度入学)
撮影地:   新潟県長岡市 信濃川河川敷
撮影日時:  2011年8月3日
露出時間   8秒
カメラ
  名称: Canon EOS 5D MarkⅡ
  撮影モード:マニュアル
  撮影感度: ISO100
フィルター: なし
レンズ:    EF 24-105mm F4 L IS USM
絞り:F=13
焦点距離:   24mm
画像処理:   Adobe CameraRawにてRaw現像

毎年8月2日3日に開催される長岡まつり大花火大会にて。
三日月と花火を狙い通りに表現することができました

第2位 フィンランドの森と星とオーロラと
撮影者:   白井 翔太(2010年度入学)
撮影地:   フィンランド・サーリセルカ・ホテル裏
撮影日時:  2013年3月16日
露出時間:  10秒
カメラ
  名称: Canon5Dmark2
  撮影モード:マニュアル
  撮影感度: ISO1600
フィルター: なし
レンズ: 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
絞り: F=2.8
撮影焦点距離: 15㎜
画像処理: PhotoshopCS5

フィンランドの森と星とオーロラの写真です。ホテルの裏がオーロラ観測スポットでした。
オーロラの写真はたくさん撮りましたが、天体写真として成立させるために少し控えめな写真をチョイスしました。
今年は当たり年で、初めての北欧で、初めてオーロラを見ました。もっともっとたくさんのよい写真を撮りたいです。
また、いつかオーロラを見に行きたいです。

第3位 桜の窓
撮影者:   細川 晃(2012年度入学)
撮影地:   宮城県柴田郡大河原町「一目千本桜
撮影日時:  2013年4月15日21時21分12秒
露出時間:  1.3秒
カメラ
  名称: NEX-5N
  撮影モード:マニュアル
  撮影感度: ISO100
フィルター: なし
絞り: F=5.6  
撮影焦点距離: 82mm (35mm換算)
画像処理:   ステライメージを使用

「日本の桜百選」に選ばれた、一目千本桜。
満開の頃を狙って原付で通い詰めたのは、今ではいい思い出です。
夜桜を撮っている時に花の隙間からふと月が見えているのに気づき、風流を感じました

第4位 星降る空を越えて
撮影者:   小林 知広(2008年度入学)
撮影地:   仙台空港
撮影日時:  2013 10/17 20:30
露出時間:   60分(3秒×1200枚)(前景 1frame 24:45 )
カメラ
  名称: Canon5Dmark2
  撮影モード:マニュアル
  撮影感度: ISO800
フィルター: なし
レンズ: EF 24-105mm F4 L IS USM
絞り: F=4.5
撮影焦点距離: 24mm(35mm換算)
画像処理: StarStaXにて比較明合成後
  Photoshop CS5にて諸調整
空に憧れ

第5位 M42 ~を舞う鳥~
撮影者:   渡邉 達朗(2012度入学)
撮影地:   宮城県蔵王町 
撮影日時:  2013年10月13日 1時16分20秒
露出時間: 99分(3分×33枚)
カメラ
  名称: EOS Kiss X5
  撮影モード:マニュアル
  撮影感度: ISO800
ピント合わせ方法:ライブビュー
望遠鏡
  名称: BORG 76ED
  口径: 76mm
焦点距離: 500mm
   F値: 6.5
撮影方法: 直焦点
架台 種類: 赤道儀
   名称: EM-200B
ガイド撮影: ガイド鏡+LodestarでPHD Guiding
画像処理: PhotoshopCS5ステライメージで加算後
  Photoshop CS6にて諸処理

オリオン座にあるM42という星雲で、「オリオン大星雲」とも呼ばれています。
宇宙をはばたく鳥のようにも見えませんか?宇宙にはこういったきれいな星の雲のようなものがあり、それを「星雲」と呼びます。
この星雲の中心部(鳥の心臓部?)では新たに星が誕生しています。
オリオン大星雲は星のコウノトリなのかもしれませんね(笑)
先日自分の赤道儀(望遠鏡を載せる架台:EM-200B)を購入して、知人の方からお借りしたBORG76EDという望遠鏡で初めてガイド撮影した思い出の1枚です。
今は自分の望遠鏡を買ってこれからが本番というところです

第6位 なごみの塔
撮影者:   小松 巧(2013年度入学)
撮影地:   撮影地:竹富島 なごみの塔
撮影日時:  2013年9月8日21:21
露出時間:  32秒
カメラ
  名称: CanonEOSkiss x7
  撮影モード:マニュアル
  撮影感度: ISO1600
フィルター: なし
レンズ: シグマ4.5mmF2.8 EXDCHSM
絞り: F=2.8
撮影焦点距離: 7.2mm(35mm換算)
画像処理: Photoshop
このなごみの塔は今から60年前に造られたコンクリート製の塔です。
住宅地のど真ん中にある塔ですが、空には美しい夏の天の川が広がっていました

第7位 雲の切れ間から
撮影者:    渡邉 達朗(2012年度入学)
撮影地: 静岡県御殿場市 富士山御殿場口駐車場
撮影日時: 2013年5月3日 1時31分3秒
露出時間:    125分(902秒×8枚+309秒×1枚)
カメラ
  名称:    EOS Kiss X5
撮影モード: マニュアル
撮影感度:  ISO 100
フィルター:   なし
レンズ:     EF-S 18-55mm f/3.5-5.6 ISⅡ
絞り:    F=6.3
撮影焦点距離:  28.2mm (35mm 換算)
画像処理: ステライメージにて比較明合成
世界文化遺産に登録された富士山を切りとってみました。
雲の切れ間からその存在感を露わにしています。手前側がオレンジ色をしているのは、 近くの街灯の明かりに照らされているからで、マグマを表現してみました。
地元が富士宮市という「富士宮 やきそば」で有名?なところで、
富士山からほんのちょっと離れたところにあるので、帰省するたびに富士山を訪れています。
いつも素晴らしい星空を見せてくれる富士山に感謝です。
世界遺産になっても今までの星空を守り続けてほしいものです

第8位 天の川 バンビの横顔~さそり座付近
撮影者:    白井 翔太(2010年度入学)
撮影地: 宮城蔵王賽の河原
撮影日時: 2013年6月3日
露出時間: 120分(120秒×60枚)  
カメラ
  名称:    Canon EOS 5D Mark2
撮影モード: マニュアル
撮影感度:  ISO
フィルター:   なし
レンズ:     EF40mm F2.8 STM
絞り:    F=4.0
撮影焦点距離:  40mm
架台 種類:  ドイツ式赤道儀
   名称:  EM200B
画像処理:  ステライメージ6.5、PhotoshopCS5
天の川・バンビの横顔~さそり座付近を40㎜の焦点距離のレンズで撮影しました。 夏の天の川は明るく撮りやすい対象ですが、星の数が多いために処理が大変です。
来年はもう少し望遠のレンズでモザイク撮影をしたいですね

第9位 フィンランド 水無き湖にかかる天の川
撮影者:    白井 翔太(2010年度入学)
撮影地: フィンランド・サーリセルカ郊外
撮影日時: 2013年3月15日
露出時間:    30秒(10秒×3枚)
カメラ
  名称:    Canon5Dmark2
撮影モード: マニュアル
撮影感度:  ISO 1600
フィルター:   なし
レンズ:     15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
絞り:    F=2.8
撮影焦点距離:  15mm
画像処理:  ステライメージ6.5, PhotoshopCS5
今年の3月、旅行でフィンランドに行ってきました。
気温はマイナス30℃。鼻毛も凍る寒さです。
オーロラツアーのときに撮った一枚ですが、肉眼ではあまり見えませんでした。
湖は寒さの中で凍りついていて歩くことができました。周りに街明かりがないため星がすごくきれいでした。
また、いつか行ってみたいです。

第10位 まわれ、まわれ
撮影者:    清水 莉沙(2012年度入学)
撮影地: 化女沼 (宮城県大崎市)
撮影日時: 2013年10月13日 2時32分
露出時間:    20分
カメラ
  名称:    Nikon FM2
フィルム:  FUJIFILM SUPERIA (ISO 400)
フィルター:   なし
レンズ:     SIGMA MINIWIDE-Ⅱ(φ52)
絞り:    F=5.6
画像処理: Photoshop CS6にて諸処理
宮城県全域が晴れということで友人と共に、レンタカーで1時間。
初めて先輩に頼らずに行った先で素敵な写真が撮れて、とても良い星見となりました

次回の写真展は5月 に行われる予定です。
※各写真の著作権は撮影者にあります。無断転載等は固くお断りします。
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