2013 春 写真展
今回の写真展は 6/4~6/15 にわたってろうきんアートギャラリーにて展示されました。
当日はたくさんのお客さんに写真をご覧いただき、たくさんの声をいただきました。
ご来場くださった皆様、誠にありがとうございました。
写真をクリックすると大きな写真が見れます。
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第1位 夏空
撮影者: 松村俊明(2008年度入学)
撮影地: 宮城県刈田郡蔵王町 刈田岳山頂駐車場
撮影日時: 2013年5月31日 23:20~
露出時間 総露出時間: 2分50秒(1コマのみ)
カメラ 名称: Canon EOS 60D
撮影モード: バルブ
撮影感度: ISO400
フィルター: Kenko PRO1D プロソフトン[A](W)
レンズ: Canon EF-S 15-85mm F3.5-5.6 IS USM
絞り: F=4.0
架台: unitec SWAT-200による恒星時追尾
撮影焦点距離: 15mm (35mm換算24mm)
画像処理: Digital Photo Professionalにて明度調整、
ホットピクセル除去
蔵王ハイライン山頂駐車場より、さそり座と夏の天の川です。
撮影は6月へと日付が日付が変わるころながら、山肌にまだ雪が残っている、そんな場所です。
今回は実際の見た目に近い印象になるようなセッティングにしてみました。
もうそろそろ雨の多い季節になりますが、この写真で満天の星空を眺めている雰囲気が少しでも伝われば幸いです。
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第2位 越えて
撮影者: 小林知広(2008年度入学)
撮影地: 宮城県刈田郡蔵王町 刈田岳山頂
撮影日時: 2013年5月31日 23:12~
露出時間 総露出時間: 10秒(1frame)
カメラ 名称: Canon EOS 5D MarkⅡ
撮影モード: マニュアル
撮影感度: ISO6400
フィルター: なし
レンズ: Carl Zeiss Distagon T* 2/35 ZE
絞り: F=2.8
撮影焦点距離: 35mm(35mm換算)
画像処理: Adobe Camera RawにてRAW現像後,
Adobe Photoshop CS5にてモノクロ化
蔵王連峰刈田岳山頂「刈田峰神社奥宮」の鳥居と天の川です。
強風の中10秒静止してくれたIRH氏に多大なる感謝を
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第3位 Der Wanderer uber dem Nebelmeer -夜明け、雲海、まよいぼし-
撮影者: 小林知広(2008年度入学)
撮影地: 宮城県刈田郡蔵王町 蔵王連峰五色岳山頂
撮影日時: 2012年8月1日 3:58
露出時間 総露出時間: 4.0秒(1frame)
カメラ 名称: Canon EOS 5D MarkⅡ
撮影モード: マニュアル
撮影感度: ISO800
フィルター: なし
レンズ: EF 24-105mm F4 L IS USM
絞り: F=8.0
撮影焦点距離: 24mm(35mm換算)
画像処理: Adobe Camera RawにてRAW現像
タイトルのドイツ語はロマン主義のドイツ人画家Caspar David Friedrichの作品より勝手に頂いたものです。
構図は全く異なりますが、雲海に沈む仙台の空に浮かぶ「明けの明星」こと金星の姿がその作品に描かれている「Wandere(=散策者、目的を探して彷徨っている人)」と重なったため、オマージュさせて頂きました。
ふとしたキッカケでこのお方の風景画と出会って以来、こっそり星景写真の目標にしていたりします
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第4位 遙か
撮影者: 三井文乃(2010年度入学)
撮影地: 宮城県本吉郡南三陸町 神割崎
撮影日時: 2013年1月11日 23:00~
露出時間: 40分
カメラ: Nikon FM2
フィルム: SUPERIA X-TRA400
レンズ: Nikkor 28mm(F=2.8)
絞り: F=5.6
フィルター: Kenko MC UV SL-39
撮影焦点距離: 28mm
画像処理: なし
神割崎。ここでまた写真が撮れていることに感謝です。
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第4位 子持ち銀河M51
撮影者: 渡邉達朗(2012年度入学)
撮影地: 宮城県柴田郡川崎町安達 安達観測所
撮影日時: 2013年5月18日 0:35:36~
露出時間 総露出時間: 1時間25秒
各フレーム別: 5秒×17枚
カメラ 名称: Canon EOS kiss X5
撮影モード: マニュアル
撮影感度: ISO400
ピント合わせ方法: ライブビュー
望遠鏡 名称: MT-200
口径: 20cm
焦点距離:1200mm
F値: 6
撮影方法: 直焦点撮影
架台 種類: ドイツ式赤道儀
名称: NJP
ガイド撮影: 眼視によるガイド
画像処理: ステライメージ6.5で加算合成後,
Adobe Photoshop CS5.1で諸処理
写真中央に写っているのは、2つの銀河がくっついているもので、通称「子持ち銀河」と呼ばれています。
銀河が渦を巻いている構造がはっきりと見てとれます
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第4位 富士山、廻る北天
撮影者: 渡邉達朗(2012年度入学)
撮影地: 静岡県富士宮市 富士山富士宮新五合目
撮影日時: 2013年5月14日 0:37:23~
露出時間 総露出時間: 2時間16秒
各フレーム別: 15分2秒×8枚
カメラ 名称: Canon EOS kiss X5
撮影モード: マニュアル
撮影感度: ISO100
フィルター: なし
レンズ: EF-S18-55mm f/3.5-5.6 IS II
絞り: F=4.5
撮影焦点距離: 20mm(35mm換算:32mm)
画像処理: ステライメージ6.5で比較明合成後,諸処理
富士山が世界文化遺産(仮)になったことを祝い、GWに実家に帰省した際に撮影しました。
このときは、2日連続で富士山へ撮影に行きました。当たり前のことですが、とても寒かったです。
富士山では、自分が住む町や駿河湾を一望でき、景色と星空両方を堪能してきました。
朝型には天の川を見ることもでき、蠍座の美しさに、一人感動の涙を流していました(笑)
正式に世界遺産に登録されたら、また撮影に行きたいと思います
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回の写真展は11月1日~3日の東北大学祭で行われる予定です。
※各写真の著作権は撮影者にあります。無断転載等は固くお断りします。
written by Risa Shimizu(2013)